歯茎の移植(結合組織移植)

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治療説明

50代男性、前歯の歯茎が年々退縮してきているとのこと。また冷水痛の症状もあるとのことでご相談受けました。

患者様に結合組織移植(歯茎の移植)のメリット・デメリットをお話しした後、下の前歯(右下犬歯〜左下犬歯)6本に結合組織移植術を行うこととなりました。

今回は多数歯にわたる結合組織移植となりましたので、口蓋から採取してくる結合組織の量も多くなり、また何より移植する範囲が広かった為、南カルフォルニア大学のDr.Homa Zadeh(ホマー・ザデー)先生が開発した歯周外科のテクニックであるVISTAテクニックという根面被覆術で結合組織移植を行うことにしました。

左下のスライドが術前、右下のスライドが術後です。

術後は歯肉退縮していた部分が被覆され、かなり歯茎のボリュームがでているのがわかると思います。

色々な結合組織移植術がありますが、多数歯にわたる歯肉退縮の改善にVISTAテクニックは有効であるのではないかと考えています。

来月はVISTAテクニックを開発したDr.Homa Zadeh(ホマー・ザデー)先生がご来日され、VISTAテクニックのアドバンスコースが開催されますので出席してきたいと思います。

 

治療期間

治療回数

1.資料どり、コンサルテーション

2.OPE

3.抜糸(症例にもよりますが2回に分けて抜糸します)

治療費

料金表をご覧ください。

リスク・副作用

加齢・過度なブラッシングにより再度退縮する可能性があります。

適切なブラッシング指導は術後ご説明させていただいております。