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- 歯周組織再生療法について

こんにちは。
院長の高田です。
今回は歯周組織再生療法についてお話しします。
まず歯周組織再生療法について簡単にお話しします。
歯周病が進むと、歯のまわりの歯茎や骨がどんどん減っていき、ひどい場合歯がぐらぐらしたり、抜けてしまったりします。
これまでの治療はそれ以上悪くならないようにする(進行を遅らせるまたは止める)事が目的でした。
簡単に言うと、歯周組織再生療法とは、歯茎や骨が歯周病でやせてしまっところを元に近い状態に戻す治療のことです。
この症例は右上の6番目、7番目の間の深い歯周ポケット(8mm)・骨欠損を改善させた症例です。(正常な歯周ポケットは約2〜3mm)
実際、歯茎を開いてみると歯石が多量に沈着していて、その周りには不良肉芽(ばい菌に感染してしまった悪い歯茎の組織)が認められました。
この多量に沈着した歯石と不良肉芽をマイクロスコープを使用して取り残しがないよう除去し、骨欠損したところに土台となる骨の補填剤と再生材料を混ぜ合わせ補填しました。
2枚のレントゲンの黄色で囲んでいる丸印の上は術前、下が術後の状態です。上のレントゲンでは黒くなっているところが、2枚目のレントゲンでは白く不透過性が更新しているのがわかると思います。
現在歯周ポケットも改善され、経過は良好です。
昨今天然歯に変わるインプラント治療も長期残存の報告が多数されていますが、インプラントも一生残存するわけではなく、未だ確立された治療がないインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)のリスクももちあわせているので、当院ではご自身の歯で健康な生活を送って頂くのが第一だと考えています。
ただインプラント治療はしっかりと確立された安全な治療です。ご自身の歯がどうしても残せない場合や、長期的に残しても予後不良な場合は、インプラントによって自分の歯のように自然に噛めるようになります。
そのため、そういったケースではインプラント治療はとても良い選択肢だと考えています。


