象牙質知覚過敏

象牙質知覚過敏

象牙質知覚過敏症

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治療説明

41歳女性。右上の奥歯から2番目が冷たいものを飲んだ時や、ブラッシング時にしみるとのことで、診査すると歯肉退縮を起こしており、歯肉の厚さ(バイオタイプ)が薄かったため、歯肉移植(結合組織移植)を行いました。

一般的な保険治療では知覚過敏に対して薬を塗布したり、白い材料を詰めたりしますが、そのような治療をしても再発する可能性が高いので当院では対症療法であり根本的な治療とは考えていません。

なぜそのような知覚過敏に対して歯肉移植を行うかというと、CortelliniやTonettiらが発表した文献にもあるように、Miller Class1,2に対して根面被覆術を行うと象牙質知覚過敏症が71.42%改善されたという事実があるからです。

左が術前、右が術後。右側のスライドの方が歯茎が厚くなっているのがわかると思います。

実際に歯肉移植を行った方の予後はよく、しみる症状は改善されています。

もしそのようなお困りのある方は、ご相談ください。

よろしくお願い致します。