メンテナンスに通っているのになぜ歯を喪失してしまうのか…⁉︎

メンテナンスに通っていても歯を失う1番な理由は【力】です。

歯を喪失する主な原因は1位歯周病、2位虫歯、3位破折。

細菌が原因となる歯周病と虫歯の合計が約70%です。

しかし、「メンテナンスに通っているのに…」と条件をつけると、歯を失う原因の1位は「歯の破折」です。破折は細菌が原因ではありません。

原因は【力】です。

強い咬合力がかかると歯冠破折を起こす事があります。

また、咬合力からまねく二次的な齲蝕は8割と言われています。

●マイクロクラックによる齲蝕

力がかかるとエナメル質に亀裂が生じ、そこから虫歯菌が侵入、齲蝕が発生する

一生自分の歯で生活するためには歯科医院でのメンテナンスが必要です。患者様一人一人に適した予防をサポートします。

特に症状がなくても毎日食事で噛んだり、スポーツで食いしばったりしていると歯にも相当負担がかかり、何かしら劣化等が起きてきます。

感染予防はプラークコントロールが大事ですが、力による予防は歯ぎしりや食いしばりのクセが原因となります。こういう癖は無意識にやっているので自覚が無い方が多いです。

自分の口腔内の健康状態をしっかり把握し、今後起こりえるリスクに備える為にもメンテナンスは大切です。